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都営事業用車の簡単な解説

※この解説の最終更新日:2014年4月1日

都営には事業用車としてE5000形が在籍しています。

都営E5000形は、2005年(平成17年)に登場した事業用の電気機関車です。大江戸線の
車両を浅草線の馬込車両検修場に回送するために製造されました。大江戸線はリニア
駆動ですが、E5000形はリニア駆動ではなく、通常の電気モーター駆動となっています。

2014年4月現在、2両編成が2編成の計4両が在籍しています。
全電動車です。
廃車は発生していません。

外観
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車体材質は普通鋼製です。

車体は、ストロベリーレッド(浅草線と大江戸線のラインカラーの中間の色)で塗装されて
います。なお、搭載機器点検用の開き戸はステンレス無塗装となっています。
事業用なので前面には非常用ドアは設けられていません。
尾灯や急行灯にはLEDが採用されています。
連結作業の効率化を図るため、監視カメラと作業灯が前面に付いています。

京急線には乗り入れないため、浅草線用車両では初めてボルスタレス台車を使用して
います。

全編成にスカートが設置されています。

内装
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運転台は横軸式ツーハンドルとなっており、左に4段のマスコンハンドル、右に常用7段・
非常1段のブレーキハンドルという配置になっています。

車内は冷房が付いています。

制御装置
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制御装置は、シーメンスのIGBT素子によるVVVFインバータを採用しました。
なお、音はGTOのシーメンス(京急新1000形タイプ)によく似ています。音階はありません。

運用
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浅草線終電後に、大江戸線の車両の入出場のために使用されています。
なお、2011年の都営フェスタin浅草線ではPR電車として西馬込〜泉岳寺を各編成1往復
ずつ回送運転しました。
また、2013年度には京急ファインテック久里浜事業所で検査の為、線路封鎖のうえ
京急線を自走しました。


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