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京成3600形の簡単な解説

※この解説の最終更新日:2014年12月19日

京成3600形は1982年(昭和57年)に登場した電車です。
京成線内の優等列車として活躍しています。

2014年4月現在、8両編成が6編成、6両編成が1編成の計72両が在籍しています。
このうち、8両編成1編成は芝山鉄道にリースしていましたが、2013年3月末に返却
されました。
電動車は40両、付随車は14両です。
廃車は発生していません。

外観
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車体材質はステンレス製です。

車体は赤と青の帯が巻かれています。なお、元芝鉄車の車両は、芝鉄時代の赤と緑の
帯が巻かれていましたが、2013年に検査入場した際に京成色に戻されました。
尾灯にはLEDが採用されています。車体側面は両開きの3扉となっています。
窓は開きます。

内装
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車内はロングシートとなっています。車内には扇風機も設置されています。

制御装置
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制御装置は、8両編成は東洋電機製の界磁チョッパ制御、6両編成は同社製のVVVF
インバータ制御を採用しました。

8両編成界磁チョッパ編成は先頭車が制御車のため京急線には乗り入れしません。
6両編成VVVF編成は先頭車が制御電動車のため、京急線に乗り入れることができます。
ただし、6両編成の京急線直通ダイヤはないため新車回送時の乗り入れのみとなります。

種別幕交換
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×=エアポート

2010年に3600形全編成について種別幕の交換がされました。従来の白地に種別色
文字の仕様から、種別色地に白抜き文字の使用に変更し視認性を図りました。また、
従来収録されていた×特急を廃止し、その位置に×急行を追加しました。また、快特の
表記を京成線内の案内放送と同じ快速特急に変更しました。また、通勤特急の色を
橙から急行より鮮やかな青に変更し、急行・×急行の色を通勤特急より淡い青に変更
しました。

3668編成
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3600形は製造時は6両編成9本の54両でしたが、1997年(平成9年)から1999年(平成11年)
にかけて6両編成3本の中間を他の6両編成6本に組み込み8両編成6本48両に組み替え
しました。その際に余剰となった先頭車6両は4両を電動車VVVF化を行い、付随車2両を
中間に組み込んだ3668編成ができました。各先頭車には運転台が残されていて分割が
容易なため、中間付随車2両を編成から外し、4両全電動車の強力編成となるため新車
回送時の牽引車としても使用されます。

運用
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3600形は主に自社線内普通・快速・特急・通勤特急・快速特急のほか、芝鉄線・都営
浅草線直通の普通・快速・快特に使用されています。詳細は下記の通り。

8両編成は主に自社線内普通・快速・特急・通勤特急・快速特急の他、芝鉄線・都営
浅草線直通の普通・快速・快特に使用されています。京成本線・東成田線・押上線、
芝山鉄道線で見ることができます。

6両編成は主に自社線内普通車に使用されています。成田空港線・金町線・押上線を
除く京成全線で見ることができます。


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